ディレクター大原のコラム“モロッコの絨毯”
モロッコの絨毯は世界中で人気です。
モロッコで作られた絨毯は世界中に飛び立っています。
ここ数年の人気は圧倒的にベニオワレンですが、モロッコの絨毯の歴史は長く、種類や産地もたくさんあります。そして人々とのつながりも密接です。
生活の中で絨毯は必需品で、無くてはならないもの。

例えばイスラム教である人々が毎日行くお祈りの場、モスクにはマイ絨毯を持っていく人も。
もちろんモスクには絨毯は敷き詰められています。
先日のモロッコ大地震の復興支援でも簡易テントモスクと絨毯を支援したほど、必要なものなのです。

娘を嫁に出すときの嫁入り道具の一つでもあります。
また、アトラス地方の田舎では、いまだに薄手の絨毯(平織のキリムタイプ)などは、花嫁衣裳として使ったり、防寒としても使っています。

個人のお宅にはどのお部屋も絨毯が敷かれていることが多く、特に人を招く応接間みたいなリビングには大きなラグが重ねて敷き詰められて、家人もお客様も日本のように靴を脱いで上がることがポピュラーです。

産地はいろいろありますが、モロッコを縦断するアトラス山脈(モアイヤンアトラス・オートアトラス・アンチアトラス)の山沿いにあるベルベル人の村で作られていることが多いです。
例えば今人気のベニオワレンは北のモワイヤンアトラス近郊のベニオワレン村作られているラグのことを言います。

このように絨毯(ラグ)の名称は、産地の村の名前で呼ばれることが多いです。
最近人気のザナフィはアンチアトラス付近のタズナフト村のもの。
アジラルはオートアトラス付近のアジラル村のもの。などなど。
それぞれに特徴があり、羊毛にこだわっているもの。綿と羊毛で織られているもの。
一切の染色をしていないもの、天然の染料で染めているもの。
家紋を柄にしたり、ベルベルの文字を柄にしたり、自然な草木を見てインスピレーションだけで柄を決めたりと様々です。


50年以上も前のアンティークから2~30年前のデッドストックや、新品もいろいろ。
絨毯選びは体力と集中力が必要です。
私が買い付けるときは必ず朝イチで元気なうちに始めます。
10枚買うのに100枚は見ます。


本当なら産地まで足を運んで、作り手の女性たちとお話をしたり、作業を見学したりしたいのですが、モロッコでは田舎に行けば行くほど閉鎖的でよそ者(特に私みたいな外国人女性)は入っていけません。
なので私はマラケシュ在住の信頼おけるディーラーから買い付けています。
絨毯は2つとして同じものはなく、すべてがオンリーワン。
自分好みのとっておきを見つけたら一生お付き合いしていきます。

最初は羊毛の毛が抜けて少々お手入れは大変ですが、日に日に家に馴染んできます。
経年変化を楽しみながら長いお付き合いをしてください。
モロッコで作られた絨毯は世界中に飛び立っています。
ここ数年の人気は圧倒的にベニオワレンですが、モロッコの絨毯の歴史は長く、種類や産地もたくさんあります。そして人々とのつながりも密接です。
生活の中で絨毯は必需品で、無くてはならないもの。

例えばイスラム教である人々が毎日行くお祈りの場、モスクにはマイ絨毯を持っていく人も。
もちろんモスクには絨毯は敷き詰められています。
先日のモロッコ大地震の復興支援でも簡易テントモスクと絨毯を支援したほど、必要なものなのです。


娘を嫁に出すときの嫁入り道具の一つでもあります。
また、アトラス地方の田舎では、いまだに薄手の絨毯(平織のキリムタイプ)などは、花嫁衣裳として使ったり、防寒としても使っています。

個人のお宅にはどのお部屋も絨毯が敷かれていることが多く、特に人を招く応接間みたいなリビングには大きなラグが重ねて敷き詰められて、家人もお客様も日本のように靴を脱いで上がることがポピュラーです。

産地はいろいろありますが、モロッコを縦断するアトラス山脈(モアイヤンアトラス・オートアトラス・アンチアトラス)の山沿いにあるベルベル人の村で作られていることが多いです。
例えば今人気のベニオワレンは北のモワイヤンアトラス近郊のベニオワレン村作られているラグのことを言います。

このように絨毯(ラグ)の名称は、産地の村の名前で呼ばれることが多いです。
最近人気のザナフィはアンチアトラス付近のタズナフト村のもの。
アジラルはオートアトラス付近のアジラル村のもの。などなど。
それぞれに特徴があり、羊毛にこだわっているもの。綿と羊毛で織られているもの。
一切の染色をしていないもの、天然の染料で染めているもの。
家紋を柄にしたり、ベルベルの文字を柄にしたり、自然な草木を見てインスピレーションだけで柄を決めたりと様々です。


50年以上も前のアンティークから2~30年前のデッドストックや、新品もいろいろ。
絨毯選びは体力と集中力が必要です。
私が買い付けるときは必ず朝イチで元気なうちに始めます。
10枚買うのに100枚は見ます。


本当なら産地まで足を運んで、作り手の女性たちとお話をしたり、作業を見学したりしたいのですが、モロッコでは田舎に行けば行くほど閉鎖的でよそ者(特に私みたいな外国人女性)は入っていけません。
なので私はマラケシュ在住の信頼おけるディーラーから買い付けています。
絨毯は2つとして同じものはなく、すべてがオンリーワン。
自分好みのとっておきを見つけたら一生お付き合いしていきます。

最初は羊毛の毛が抜けて少々お手入れは大変ですが、日に日に家に馴染んできます。
経年変化を楽しみながら長いお付き合いをしてください。






