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バブーシュ工房
スタッフブログ

10月8日

バブーシュ工房

ファティマのバブーシュ工房は、マラケシュのメディナ(旧市街)にあります。

Instagramに動画もアップしましたが、一足一足全て手作業で作られています。
その工程をご紹介したいと思います!

 

と、その前に

◎バブーシュとは…
モロッコの伝統的なかかとを踏んで履く革製スリッパ。日本ではルームシューズとして人気ですね。
ファティマでは、主に羊革を使用。表面の毛穴が目立たず、なめらかでやわらかいものを厳選しており、一年を通して快適に履くことができます。
内側も革なので馴染みがよく、パタパタとした音がしにくいため足音が気になりません。
組み合わせるとかさばらないので、授業参観の上履きや飛行機など、持ち歩きにもおすすめです。

 

それでは、まず色付けの作業です。


昔ながらの製法でなめした革に塗料を塗る作業。ゴシゴシと塗料を伸ばしていきます。
一度塗りでは色にばらつきが出てしまうので、干して乾かしてはまた塗って…と、
何度も繰り返す根気のいる作業です。

その革を裁断したものがこちら。
これは足の甲にくる部分です。それぞれここ装飾を施します。

薄く跡が付いているのが見えるでしょうか?
これは、装飾のベースとなる型押しをしたもの。この状態で装飾の依頼に出します。もちろん装飾も手縫いなのです。

\装飾するとこうなります!/

 

フラワースパンコールバブーシュの様に、スパンコールの装飾の他にサブラ糸の刺繍が入っているものは、また別の職人さんに刺繍してもらってから装飾、という様に、それぞれ専門の職人の元、デザインが出来上がっていきます。

スパンコールやビーズが施されたものが返ってきたら、接着や

縫製をしてこの状態になります。だいぶ靴の形になってきました。

これを裏返して

叩いて形を整えます。

かなり力のいる作業です。

叩く音が工房に響き渡ります。

 

こうして多くの職人が関わり、気が遠くなる様な工程を経て仕上がったバブーシュは、検品、焼印、仕分けされ、ようやく日本へ。

 

やわらかな履き心地や、風合いはハンドメイドならでは。

履くほどに馴染むので、この味わいを楽しんでいただければと思います。

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