一歩足を踏み入れると、まるでモロッコのリヤドに迷い込んだかのような気分を味わえるdar Fatima(ダール ファティマ)。「ファティマの家」という意味を持ち、「食」と「住」をテーマとした、カフェとモロッコ雑貨のお店です。
カフェスペースでは、現地の味を忠実に再現したメニューでモロッコのティータイムをお楽しみいただけます。雑貨スペースでは、バブーシュやバスケットはもちろん、タッセルや文具、小物入れ、キャンドル、タオル、リネン、ラグにいたるまで、生活を彩るオリジナルアイテムが所狭しと並びます。
「モロッコのライフスタイルを日本に紹介したい」というディレクター大原真樹の想いがふんだんに詰まっています。ドアのパーツなどもモロッコから運び込み、内装にもこだわった空間で、喧噪を離れたひとときをごゆっくりとお過ごしください。レモンの木と赤い文字の看板が目印です。
モロッコのお茶といえばミントティー。ほとんどのモロッコ人は、ミントティーが大好き。ご飯の時もおやつの時も、お客様のおもてなし、家族の団らんの時間、朝から晩まで、日に何度も飲んでいます。
モロッコのミントティーは、ガンパウダー(黒っぽくくるりと丸まった中国の緑茶)とたっぷりの砂糖、そして生のミントの葉を煮出して作られます。モロッコでは驚くくらいたっぷりの砂糖を入れるのですが、砂糖を入れないミントティーは不思議と味気ないものになります。dar Fatima(ダール ファティマ)では、本場モロッコよりは砂糖の量を控えめにしてお作りしていますので、お好みで調節いただけます。
ミントティーの次によく飲まれるのがレモンバーベナを使ったヴェルヴェーヌティー。消化促進効果や鎮静効果もあるといわれるレモンバーベナは、モロッコでは食後や体調の良くないときにすすめられます。甘くやさしいレモンのような香りは、リラックス効果も。