モロッコの古都フェズ
1000年前から続く歴史ある街は、迷宮都市ラビリンス。
一度入ったら自力では出てこれないくらいの迷路の旧市街は、1000年前から変わらずの場所もあり、敵からの侵略を防ぐために道は人一人が通るのがやっと・・みたいな細い道がたくさんあり、まさに迷路で行き止まりもたくさん。

私は何度となく訪れたことはありますが、100％迷子になります。
でもそれがまた楽しいのです。
行ったり来たり、適当なことを言うモロッコ人のことを信じてまた間違えたり・・・
時間の許す限りさまようのが私流です。
ただ仕事で買い付けや探し物をするときはそうはいきません。
そのときは現地のガイドさんにお願いして付き添ってもらいます。

フェズはモロッコで一番歴史の古い街。
モロッコの伝統工芸品もここフェズから出たものが多いです。
たとえばバブーシュ。先のとんがった三角バブーシュはフェズ発祥です。
また陶器でも有名ですね。
絨毯や刺繍の布ものなど・・、たくさんあります。



そしてフェズの街はブルー色。
フェズブルーと言われる青が街の象徴カラーで、旧市街の入り口に建つブルーの門（ブージュルード門）は、それはそれは美しいです。

またフェズは食の都でもあります。
日本で言ったら京都みたいなのですかね。
モロッコ料理＝フェズ料理、みたいに、フェズの料理人は気位がとても高いです。


フェズを訪れたら、老舗のリヤドに泊まって食事を堪能し、旧市街で迷子になって、伝統工芸に触れて、やることはいっぱい！
最低でも２泊しないと足りないですね。



▼伝統工芸の街フェズで生まれたもの